【対策】適性検査

公立中高一貫校【適性検査】予想問題を的中させた方法

こんにちは!公立中高一貫校合格アドバイザーのケイティです。

毎年、「次はこの単元が出る!」という予想を年間通して作っているのですが、2019年の都立中共同作成問題はケイティ史上最高の的中率となりました。

点数でいうと16点+8点の24点分なので、合格ラインが平均6割だとすると…なかなか心強い底上げになりますよね。

昨年のサポートメンバーのママさんから、「検査Ⅱの中盤で予想問題が出たので、すごく勢いがついた!」とLINEが…!(しかも検査当日の午後だったので、お迎えに行って即送ってくれたようです)

年がら年中、予想問題を考えているのでこういうメッセージは本当に本当に励みになります・・・(泣)

ということで、今回は私が使っている「今年何が出るか」をリサーチする方法の一部を公開しようかと思います。

これからいよいよ受検生!というご家庭にとって、少しでも参考になれば(そして点に繋がれば!)こんなに嬉しいことは無いので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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公立中高一貫校【対策】公立高校入試は必ずチェック

この時期に必ず見るのは、公立高校の入試問題【社会】です。

先日都立校の学力検査が終了したばかりですが、即解いて出題傾向を確認しています。(東京以外はまだこれから試験なので、実施され次第、解いていきます。)

公立中高一貫校と公立高校を切り離して考える方が多いのですが、出題する機関としては同じですよね。

また、グラフや表が適性検査と同じようにたくさん使われているのですが、出どころ(引用元・参考文献)は同じなんです。たとえば、統計局や国勢調査、貿易統計などですね。

出題のレベルこそ違えど、使うグラフが同じところから探されるのであれば、問題の内容がかぶるのは当然ですよね。

今年の傾向はどうか?どんなジャンルから出題されているか?できればさかのぼって何年か見てみてください。

公立高校の検査問題は、各都道府県の教育委員会ホームページにアップされています。

もしインターネットで見当たらなくても、書店に行けばこの時期は地域の公立高校問題集が山積みされていますよ。

ケイティ
ケイティ
さかのぼって見るには問題集の方がいいかも知れませんね!

もちろん、わざわざ購入する必要はありませんが、

  • どんなジャンルからグラフが出ているか
  • 複数グラフの組み合わせはどんな内容か

をチェックするといいと思います。

たとえば、最近だと「風・気温・降水量」を地域ごとに比べる問題が出ていましたが、都立中でも同じ単元から(偏西風と黄砂・降水量に関する問題)出題されていましたね。

他にも、都立共同作成問題で出ていた、東海道新幹線の話を例にあげると…

交通の発達と、そのルート上の主要都市の人口や産業について出題されたのですが、

高校入試問題をチェックしてみると…「(中略)より多くの人やものの移動が可能となり、経済が活性化して欧米諸国に並ぶ発展を遂げた(中略)我が国の鉄道の一部を示したものである。」として、

問題文には「大都市と郊外とを電車で結び、駅を中心に住宅や観光施設が建てられるなど、沿線を開発する役割を果たした」

あまりのかぶり具合に、ツッコミたくなりますよね。

このように、出題されるジャンルやグラフがかぶることはよくあることなんです。チェックしない手はないですよね!

適性検査【対策】実際の活用方法

とはいえさすがに高校入試なので、暗記系の知識もたくさん出てきます。そこは、無視してください。

たとえば、歴史上の人物や年号は、適性検査で出ることはほぼまれですよね(一部の学校では出ます。また、当然ですが私立中学入試でも出ます)

なので、一般的な公立中高一貫校に絞ってお話すると、

公立高校の検査問題活用法
  1. 最新年度の社会をプリントアウトする
  2. 出ているグラフ・表を1つずつピックアップし、そこから何が読み取れるかノートに書く

たとえば、「グラフ1からは====ということが分かる」。このような短い要約でもいいのです。

やらないよりかは、やった方が確実に訓練になります。そしてもし同じ単元から出題されたら、本番の流れを変えるだけの流れがあると思います。

ケイティ
ケイティ
この問題、お母さんと一緒に対策したやつだ!と気付いた時、その気持ちは絶対にパワーになるはずです。

高校の検査問題は、小6前半まではちょっと難しいかも知れませんが、小6秋頃にはすべてのグラフの読み取りが難なくできるようになることが望ましいですね。

公立高校問題の活用【注意点】

高校の検査問題を参照する上で、注意点が3つあります。

それは、

  1. 見た目(「小さい字が多くて難しそう~!」)から抵抗を感じてしまう子もいる
  2. 挑戦する学年によっては、タイミングが早すぎてモチベーションを下げてしまう
  3. 出題傾向はかぶるが、どちらが先に出すかは運次第

という点があります。

たとえば、まだあまり適性検査そのものに慣れてもいないのに、高校の検査問題を見せられても、ハードルが上がるだけですよね。(=そしてモチベーション低下につながる)

なので、タイミングとしてはある程度適性検査対策が進んだ小6夏ごろにじっくり取り組むと良いかと思います。

もし、今の時点で挑戦したいのであれば、

  • 読み取りできそうなグラフを自分で選んでトライする
  • 読み取りが出来たら、「高校生の問題なのにすごい!」とほめる

これに尽きるかと思います。特に難関校を受ける子は、ぜひ挑戦してみてください。

公立中高一貫【適性検査】予想対策まとめ

今回は、公立中高一貫校の適性検査を予想するコツについてお伝えしました。

塾ではカリキュラムに沿って「重要単元」を順に学習していきますが、プラスアルファで旬の傾向をリサーチすることは、ライバルから一歩抜きんでるためにも必要な取り組みです。

公立中高一貫校の限られた合格層に食い込むには、カリキュラム通り・テキスト通りの内容を足並み揃えて学習しているだけでは、少し心もとないかなと思います。

今回は、公立高校入試が予想問題のお宝だという話をお伝えしましたが、

それ以外にも、日ごろからアンテナを張ってニュースや新聞をチェックすることが重要です。

保護者がそんなことまで?!と感じるかも知れませんが、

でもそれが「あと1点」に繋がれば、最高ですよね。

万全のサポートであと少しの受検生活、応援していきましょう!

 

 

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