受検本番が近付いてくるとだんだん気になってくる『合格ライン』…。
合格点はあくまでも過去のデータですし、最低点を知ったところで実際の受験で役立つわけではないのですが…気になりますよね。
もし最低点が分かっていれば、過去問演習をしても気合の入り方が違うと思います。
ということで今日は、適性検査の合格最低点の調べ方をお伝えしたいと思います。
都立武蔵の卒業生に聞いた裏技(?)も番外編として載せたので、ぜひ参考にしてくださいね。
ではさっそく始めていきましょう!
都立中高一貫校の合格最低点を知る
知る方法としては主に3つあります。
- 合格体験記などのブログを片っ端から調べる
- 学校説明会で聞く
- 塾で聞く
おススメ度としては、③>②>①です。
では個別に説明していきますね!
ネットで合格最低点を調べる
おススメ度
受検者が多い学校は点数の情報がネット上にアップされてる場合があります。試しに、「○○学校 合格点」などで検索してみてください。
合格体験記系の個人ブログでお子さんの点数を載せている方がたま~にいます。
ただし、合格点についての情報は炎上の元になっている傾向があるようです。点数について書かれたサイトや知恵袋などは、見るだけに留めておいた方が良さそうです…。
また、学校によってはここ数年で大きく点数配分を変えてきたところもあります。古い情報には要注意です。
そういった意味でも、ネット情報はお手軽な反面、信ぴょう性は低いということを頭において検索してください。
学校説明会で聞いてみる
おススメ度
公立中高一貫校では、毎年何回か学校説明会を開催しています。
学校説明会には、次のようなパターンがあります。
- 適性検査説明会
- 学校説明会
- 個別相談会
①+③といったパターンもありますが、大まかに分けるとこの3パターンです。また、六年生対象の説明会と、学年関係なしに参加できる説明会があります。なるべく全ての説明会に参加することをおススメします。
個別相談会は合格ラインを知る絶好のチャンスです。ぜひ質問してみてください。(ざっくりとした『○○点くらい』というところは教えてくれるはずです)
塾の先生に聞いてみる
たとえば大手のenaやZ会では、受検が終わったら必ず点数開示をして報告するようにと言われます。(報奨金を出すところもあるそうです)
そりゃそうですよね、塾業界は情報が命ですから。。。
もし塾の保護者説明会に参加する機会があれば、ぜひ聞いてみてください。
もしその塾に通っていなかったとしても、大ざっぱなところは教えてくれるはずです(塾生の保護者以外には『社外秘(=内緒)』という扱いになっている塾が多いようですが)
番外編【都立武蔵の合格最低点は150点台後半が堅実】
あとは、「実際に通っている子のお母さんに聞く」という方法もあります。ママ友ネットワークが広い方は、「確かに」と納得されると思います。
これは実際に受かった教え子から聞いた公立中高一貫校あるあるだそうですが、合格者は入学後にお互い「何点だった~?」という暴露大会をするそうです(さすが中1、可愛い…)
そうすると、「え~!○○点で受かったの?!」というデータが自然と集まっていきます。
今回の記事を書くにあたって、都立武蔵付属の卒業生(現在は大学3年生)に聞いてみたところ、繰り上げ合格で受かったクラスメイトは合計150点台前半だったそうです。
つまり、検査I、Ⅱ、Ⅲの平均が50点くらいだった、ということですね。都立の最低ラインが50%というのは、あながち間違ってはいないようです。
その卒業生は170点台だったそうですが、武蔵でも10番以下に落ちたことがない非常に優秀な子なので、170点台でもおそらく上位だと考えられます。そうすると、トップ集団と繰り上げ合格ラインは20点ほどしか差がないと予想できます。
都立中高一貫校の合格最低点を知る方法【まとめ】
公立中高一貫校の合格ラインについては、実際に保護者が動いて情報を集めるしか知る方法はありません。
「過去の合格点を知ったところで、今年も同じか分からないから意味は無い」と、反対意見の方もたくさんいるのは分かっています。
けれどもやっぱり、「敵を知る」ためにも、過去のデータも集めることは重要です。
最低ラインが分かれば、「どの問題から解くべきか?」といった戦略も変わってきますよね。そのためにも、情報は多いに越したことはありません。
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