保護者の心得

【ちょっと一息】合格をつかむ保護者マインドとは?

公立中高一貫校の合格をつかみ取るための保護者マインド

こんにちは!適性検査対策専門家のケイティです。

高い倍率、謎すぎる対策、そして長すぎる問題文…。

暗記型の試験に見慣れている私たち保護者世代にとって、適性検査は戸惑いばかりですよね。直前期になるとますます気持ちが落ち着かなくなると思います。

ということで今回は、ブレイクタイム。私が経験した塾の舞台裏をお伝えしようと思います。

ケイティ
ケイティ
受検とは何か?公立中高一貫校合格に必要な気持ちの持ち方についてもお話していきますね

塾講師も辛い適性検査コース

2005年頃から続々と開設・併設されている公立中高一貫校ですが、当時は過去問集もペラペラの薄さで、対策しようにも教材がほとんど無い、という状況でした。

作文や理系分野の基礎的なテキストがカリキュラムとして組まれていたのですが、基礎知識だけでは適性検査で高得点を取るのは難しいですよね。

そのため、講師が「適性検査っぽい」問題を必死で作って対策を練らないといけない日々でした。

当時は「この方法で合格させられるだろうか」と不安を感じたことも、正直ありました。でも、毎日毎日全国の過去問を分析したり、類題を作ったり・・・そんな経験は、今ではケイティ最大の武器になっています。

センパイ講師が号泣…!

今でこそ思い返して「頑張ったな~」と思える公立中高一貫校対策クラスですが、当時はまだ講師としても未熟で、「怖いもの知らず」だったから担任できたのかも知れません。

都立中高一貫校の倍率は当時は平気で10倍(つまり10人に一人しか受からない倍率!)に到達する学校が多く、受け持ったクラスで1人受かるかどうか…という見込みでした。

もしこれが私立クラスだったら、とんでもない異常事態です。私立受験はすべての子が第一、第二志望には受かるように対策を進めていくので、「合格しない」ということがまずありえないからです。

初年度のクラスにはまだ10人もいかない生徒しかいませんでしたが、一生懸命頑張っているこの12歳の子供たちが、もし誰も受からなかったら・・・・・・キリキリする胃をさすりながら授業を行っている状態でした。

プレッシャーMAX!の中起きた事件

11月も終わりに差し掛かる頃、私のサブで副担任をしていた講師(講師歴10年の大先輩)が、ミーティング中に突然泣き崩れたのです。

もう号泣という言葉がぴったり合うくらいの泣きっぷりで、新米講師の私はオロオロするしかありませんでした。

その講師は、今まで私立受験や高校受験コースをずっと担当してきたのですが、公立中高一貫校の高すぎる倍率が精神的に耐えきれなかったようです。

受験シーズンが近づいてくると塾講師はみんな情緒不安定になるのですが、公立中高一貫校のプレッシャーは誰もが経験したことのないレベルだったのです。

まじめな講師ほど、「絶対に受からせる」という自信が持てずに頭を抱えてしまうのです。

家庭では更に大きなプレッシャーが…

大ベテランの講師でさえ気持ちが追い詰められる公立中高一貫校。

自分の子供となると、精神的な負担は講師の比ではないでしょう。保護者会に参加したお母さんが、しくしく泣き出したこともありました。

一番頑張っているのは子供ですから、何とかいい結果を出して有終の美を飾らせてあげたいというのが親心ですよね。しかし、いかんせん公立中高一貫校は簡単には合格できません。日に日に不安が大きくなるのも、当然だと思います。

逆転の発想で受検を乗り切る

公立中高一貫校を受検するご家庭では、模試でよほど余裕の成績を叩きだしていないかぎり、倍率に対する大きな不安をみんなが抱えています。

こんなに頑張って落ちたら・・・。どう精神的なサポートをしたらいいんだろう??

そんな不安な気持ちから、「頑張りなさい」とさえ言えなくなってしまう保護者の方もいらっしゃいます。

ですが、尻込みして逃げ出したい気持ちを何とか抑えて頑張っているのは、受検生自身です。

親は不安な気持ちは微塵も出さず、爽やかに「とにかくやってみなさいよー!」くらいのポジティブさで接してください。

最初の話に少し戻りますが、号泣事件の後のクラス担任は私1人になり、1人で全てを管理しないといけなくなりましたが、それでも想定していた倍率の4倍近い子が合格してくれました。

それは、私自身が「大丈夫、大丈夫!」と生徒にも保護者にも(無駄に?)自信たっぷりに明るく接していたからではないかと思っています。

やはり不安な空気というのは伝染し、モチベーションや効率に少なからず影響を与えると思っています。ポジティブな人と接していると、何だか楽しくなってきますよね。受検も同じことじゃないかと思います。むしろ、公立中高一貫校こそ、そのような「気持ち」の問題で大きく左右されると感じています。

ネガティブ検索に要注意

ネットで検索してみると、知恵袋なんかに公立中高一貫校に関する色んな質問が出てますよね。何をやって受かったか、いまからの学習でも間に合うか・・・etc

でも、毎年同じ質問が繰り返され、そして同じような答えが集まり、「これをやれば100%合格」という解答は出ていません。

それもそのはず。全員に共通する「合格ノウハウ」なんて存在しないからです。だから塾講師も悩むのです。

ネット情報には、「諦めた方がいい」「今からじゃ無理」といった種類のネガティブなコメントも多数ありますよね。そのような情報は、見るだけ時間の無駄です。ネガティブはネガティブを引き寄せてしまいます。

無理かどうかは、受けてみないと分かりません。最後の最後の追い込みで大逆転する子だってたくさんいます。あとは、合格を引き寄せるために明るくサポートするだけです。

まとめ

今回はマインド論になりましたが、思い悩んで気持ちが焦った時こそ、明るく「大丈夫!」と引っ張ってあげましょう。

高い倍率や科目横断的な対策で心が折れそうになる公立中高一貫校。でも、不安なのはどこの家庭も同じ。一緒の状況に陥ってはいけません。

ネガティブになりかけた時こそ、今回の話を思い出して笑顔で(^^)最後までサポートしていきましょう!