こんにちは!公立中高一貫校合格アドバイザーのケイティです。
大宮国際中は、2019年に開校したばかりの、全国的にも新しい公立中高一貫校のひとつです。
大宮国際中のYouTubeにも登場しますが、3学年480人が座れるコミュニティホールがあり、また、訪問したときはちょうど後期課程(いわゆる高校の3年間)の校舎の土台ができつつあるタイミングで、完成すれば500人規模のグローバルホールもできるそうです。
近年、各都道府県で続々と公立中高一貫校が開校していますが、こちらの大宮国際中は、非常に特徴的なビジョンを持っている学校だと感じました。では、紹介していきます!
衝撃的な授業風景…
まず訪問する前に、ケイティサロンにおいて、大宮国際中志望のママさん方から「どんな事聞いてきましょうか?」とアンケートを取らせて頂きました。
そして20項目以上の質問を頂いたのでそれを聞くつもりだったのですが…
「見た方が早い!」ということで、なんと急きょ、副校長先生が授業見学ツアーを開いてくださいました。
まず最初に伺ったのは、理科の実験室です。
少人数ずつ集団になって話をして盛り上がっている風だったので、外から覗いた感じでは休憩時間なのかなと思ったら…、実際に教室に入ってみると思いっきりディベートをしています(ほとんどの教室がこの雰囲気です)
「何でも聞いちゃってください!」と副校長先生に言われるがまま、「今、何しているの…?」と近くにいた女子に聞いてみると、
戸惑いつつ周りを見てみると、セリフ作りをしているグループもあれば、一人一台貸与されているタブレット兼用パソコンを使って調べものをしているグループもあれば、床にポスターを広げて色を塗って資料を作っているグループもあれば…
私の知っているいわゆる従来型の生物の「授業」では、先生が前に立って説明をしてそれを延々聞いてノートに写して覚えて(そして忘れる)、、というくり返しだったので、
このように、知識を楽しんで習得できるだけでなく協調性や発想力、段取りの組み方まで磨けるような授業に、驚きました。
とにかく全員が何かしら話しています。「こうしたら?」「これはどう?」と、ものすごく楽しそうに一つの作品をグループで作り上げようとしている、という様子です。
カルチャーショックを受けつつ、2階に上がって別の教室へ向かいます。
社会の授業が英語…?!
社会の教室では、先生が英語で何やら指示を出されています。
黒板ではなく、スクリーンに先生が直接書き込んでいているのですがそれも全て英語。
どうやらEnglish Inquiryという授業で、温暖化について問題点をグループで話し合っているようですが、生徒たちの会話もとにかく英語しか聞こえてきません…。
「凄い!ネイティブなのかな?」と思って近づいて聞いてみると、決してうまい英語ではなく、片言でも電子辞書で調べながらでも、とにかく一生懸命英語で相手に伝えようとしているのだ、と気付きました。
大宮国際のママさんからも、「入学してから確実に英語力が伸びる」と聞いていたのですが、日々のAll Englishや毎週のEnglish Inquiryで英語に触れる環境が整っていること、それから一人ひとりが「一生懸命伝えようとする」姿勢を持っているので、英語で自分を表現できるような力が徐々に身についていくのだと納得でした。
男女の垣根がとにかく無い…!
次にお邪魔した国語の授業では、教科書は机に「置いてある」だけ、という感じで、ここでもまたグループに分かれてプリントを見ながらディスカッションをしていました。
プリントを見てみると、どうやら題材は「走れメロス」のようです。その「走れメロス」の主役はメロスか否か、という内容でディスカッションをしていました。(深い…)
2人のグループもあれば、6人のグループもあり、この教室での発見は、「男女の垣根がとにかく無さそう!」ということです。
YouTubeでも紹介されているルーブリック評価(↓ルーブリックについては詳しくはコチラの大宮国際中のチャンネルを参考にしてください)を作成しているグループもありました。
副校長先生に質問してみると、このルーブリック評価をもとに、
自分で自分の目標を決めることは責任も伴いますし難しいことだと思いますが、「誰でもない自分がゴールを決め、そして振り返りをする」という姿勢は社会人になってからも確実に役立つだろうな、と感じました。
なお、大宮国際中では、生徒が「学習ポートフォリオ」を作成し、三者面談のときに保護者と先生に対してプレゼンを行うそうです。
自分の学習を客観的に判断すること、そして振り返りを行っているからこそできることだと思います。
普通の学校では必ずある「定期テスト」が無いことは知っていましたが、授業内容を実際に見て意味が理解できました。
暗記詰込み型の授業では全く無く、これから生きていく上で必要な非認知能力、いわゆる「生きる力」が育まれているのだと感じました。
みんなが先生…?!
次に伺ったのが数学の教室だったのですが、日本語で行われていたのでホッとした(本音が…笑)のもつかの間、ここでも新たな発見がありました。
パッと見ると、前に先生が立ち、全員が席につき、一見普通の数学の授業のように見えましたが、よく観察してみると、やっぱり(?)教科書を開いている子は1人もいません。
単元としては「合同と相似」ということで先生がスクリーンに図形を写し解説をしたり質問を投げかけたりしていて、
生徒のみなさんは先生お手製のプリントに書き込んだり考えたりしていましたが、
誰かが「〇〇が分からない~」と言うと、すかさず周りの子達がヒントを出す、という風に、まるで先生が何人もいるような状況です。
普通、といってももう何が普通か分からなくなってきましたが、私が中学高校で授業を受けていたことを思い出してみても、分からないときに「分からない~」なんて発言する子はいなかったように思います。
私自身、数学が苦手だったので分からないことがたくさんありましたが、「分からない」と宣言するなんて恥ずかしいと思っていましたし、
そして、「分からん…」と内心で諦めたら最後、もうそこから先は当然先生の話に付いていけず、頭は別の世界へ…Zzz…なんてこともありました(数学だけでなく物理もそうだったな…)、
大宮国際中の場合は黙って授業を聞いているだけ、という雰囲気は一切無く、分からなければ「ここが分からない」と臆せず発信できる空気があり、さらに、つまずきに対して先生がすぐ答えを言うのではなく、周りが遠慮なく発言してフォローをする、という「クラス全体で学ぶ」という状態が作られていました。
大宮国際中には学習者像として「Open-Minded(心を開く)」「Caring(思いやり)」があるのですが、まさにその一端を見た気がします。
ちなみに、こちらの「合同と相似」の授業の学習者像には「Communicators(コミュニケーション)」が設定されていました。
化学…の授業なのか?!
続いて伺ったのは化学の授業だったのですが、これもまた英語で行われていて、先生がプリントを見せてくださったのですが、プリントも全て英語です。
どうやら世界のエネルギー問題についての授業のようですが、ネイティブの先生がとにかく楽しそうで、オリジナルのプリント教材も先生の熱意が思いっきり詰まっていると感じました。
この授業でもやはりグループに分かれてディスカッションをしていました。
教室は明るく広々としていて、あちらこちらで活発に話し合いが行われているので、学校というより若手研究者たちの集まりのような、そんな印象でした。
芸術とデザインの授業…?!
大宮国際中の1~4年生には、「芸術」や「デザイン」という授業があります。簡単に言うと「音楽」の授業と「美術」の授業の複合が「芸術」、「技術・家庭」の授業と「情報」の授業の複合が「デザイン」なのですが、
ただ科目を横断している訳ではなく、単元を越えた広い視点で行われています。
芸術の教室では、「理想のヒーロー像」を題材に、グループで徹底的に市場をリサーチし、ヒットする「ヒーロー」の設定やBGMを分析し、オリジナルのキャラクターを作成する、という取り組みを行っていました。
パソコンで描いたWeb上のキャラクターに背景を付けたり、設定を考えたり、BGMを付けたり…と、中学生でそんなことまで出来るの?!とびっくりするような様々なスキルを身につけているようです。
聞いてみると、オリジナルでBGMまで制作したりと、もはや職人のようなことをやってのける子もいるそうで、こだわりたい子はとことんこだわれる環境なのだと思います。
また、デザインの教室では、育てた「はつか大根」を砂漠のクライアントに提案するためのガイドブックを作成していました。
ただ「はつか大根とは…」という資料をまとめるのではなく、「砂漠にいるクライアント」という架空の提案先を設定することで、「私たちとは違う環境(砂漠)に住んでいる人が求めるもの」は何か、という発想力が試されます。
このように相手のニーズを読む力は、大人になってどんな職業に就こうとも絶対に必要になってきますし、
芸術の授業の見学中にも感じましたが、「自分が作りたいものを作る」という自己満足ではなく、世間が求めるもの・相手が望むものを分析して想定する力を磨いているのだろうなと思いました。
また、一人ひとりがパソコンで制作しているガイドブックを覗かせてもらうと、相手が見やすいスライド作りにすごくこだわっていて、タイトルは青いボタン状にしたり、文章のブロックごとにカラフルなラインを入れたりと、大人顔負けの工夫がされています。
プレゼンテーション用の資料を自在に作れるようになるまで、大人でも相当なトレーニングが必要ですが、この子たちはもうその域に達しているとなると、就職したときに圧倒的な差を見せつけることになるんだろうなと頼もしく感じました。
ガイドブックに使う様々なアイコンや画像は各自がインターネットで検索して探して使うようですが、著作権の扱いもしっかり学んでいるようです。これも非常に大事なことだと思いました。
最後にもう一つ、芸術の授業を見学させて頂いたのですが、そこでは各自制作した作品の展示会が行われていました。
既製品を元に、その機能を一つ排除した上で、自分のメッセージを込めて新たな作品を作り、発表する、という取り組みのようでした。
たとえば、ティッシュの箱を使って林業や環境に対するメッセージを込めた作品を作った生徒が発表をしていましたが、説得力のあるスピーチに思わず拍手👏してしまいました。
このように、日頃から「自分の考えを発信する」こと、そしてクラスメイトからフィードバックがもらえる、という取り組みが行われているので、ぼんやりする暇はこれっぽっちも無さそうですし、「100分間」という授業でもむしろ短く感じそうだなと思います。
この学校は、しっかりとした根拠とともに自分の意見を発信できる力や、他者の視点を柔軟に取り入れられる力がある子、そして何より、学校生活を良くしたい!と積極的に取り組める子にとっては、最高の環境だと感じました。
Q&A
ここからは、志願者の方から頂いた質問を書面でご回答頂いたので、紹介していきたいと思います。
いよいよ校長先生へインタビュー!
ここからは、校長先生に伺った内容をご紹介していきます。
2019年に入学した1期生を見て、「成長したなぁ」と感じる点は?
身体的な成長は言うまでもありませんが、生徒によるプ
生徒主催のワークショップやLDT(隔週土曜日に実施される、自分で自分の学習をプロデュースする時間)で、LGBTやスマホ依存症などテーマを決めて生徒がプレゼンを行ったのですが、発表の見せ方や企画準備などは感心するレベルでした。
また、
プレゼンの準備はいつ行われているのでしょうか?
アフタースクールアクティビティ(放課後)や3G Project(総合的な探究学習の時間)や、土曜日のLDTや、すき間時間を自分でやり繰りしながら準備を進めています。
部活はありますか?
部活という制度はなく、「クラブアクティビティ」という名称で、活動できるのは平日週3日1日80分程度、土日はどちらか半日のみ(さいたま市の基準)、という制限のもと、17時半完全下校を守って活動しています。なお、長期休暇中のクラブ活動も完全に無し、と決めています。
これは、授業よりも部活動時間の方が長い、というような本末転倒をさせないこと、そして先生の働き方改革を根本から進めるためです。
また、シーズン制として1年を3つの期間に分けて、クラブを渡り歩けるため、幅広く体験することが出来ます。
補習はありますか?
ありません。講義系の一方通行の仕組みは結局定着しないと考えています。
知識は双方向(教わる・教える)ことで定着度は上がるので、双方向にすることによって、取り組める総量は減ったとしても、一方通行型よりも圧倒的に定着量を増やすことができ、それこそが「アクティブラーニング」だと思います。
保護者同士の関わりはどうでしょうか?
コロナ禍に一年生を迎えた保護者は、横のつながりを持つことが難しかったように思います。
そのため、Zoomで1年生2年生合同の保護者会を行ったのですが、これがなかなか好評でした。
1年生の保護者からは「小学校の英語レベルしか知らないのに、英語で授業だなんて、本当についていけるのだろうか」「基礎や基本はやらないのか」という相談が多く出ましたが、
2年生の保護者が「私たちも同じ不安を持っていたけれど、今はもう大丈夫だと感じている」と頼もしい答えを返していたので、1年生の保護者も安心した方が多いのではないかと思います。
実際、2年生の中には、入学時に英検5級だった子が1年間大宮国際中での実践を経て3級に受かった子もいたり、帰国生ではありますが、1級を取った子もいたりと、着実に英語の力が磨かれていくという具体例もあり、オンライン保護者会が安心材料になったかなと感じました。
大宮国際中の自慢!という先生をお一人教えてください
学校案内パンフレットにも載っている、MYPコーディネーターのBrad Semansです。
バカロレア認定の牽引者であり、教科を越えて学習システムを作っている先生で、教科横断の難しさを突破するには欠かせない教員です。
先日、文部科学省の優秀職員として表彰もされました。現在公開している大宮国際中のYouTubeも彼の案です。
この学校で学んでいる子達は、どんなタイプですか?
みなさん「大宮国際中の特長ある授業で学びたい」と思って入って来てくれていますし、入る段階で大学受験のために六年間を費やそうとは考えていないですから、やっぱり楽しんでいる子達が多いです。
ワークショップを開くなど前向きかつ自主的な子は特に、本校の環境を存分に活用していると思います。
去年の夏、職員研修を行ったのですが、基調報告は3人の女子生徒が行いました。
学校をより良くするための提案を出してくれて、それを元に教職員がミーティングを行うこともありました。
もちろん合格するには、偏りなく小学校の学習を行い努力を惜しまない姿勢が求められますが、難問が解ける子よりも、思いっきり外で遊び、毎日色んな友達と遊ぶ約束が入っているような、そんな子に来てもらいたい、と思っています。
新しい取り組みだからこそ、方向性について保護者の方が不安に思うこともあるかもしれませんが…
いまの時代、インターネットでちょっと検索すれば色々出てくる世の中ですから、頭に詰め込むような記憶型・暗記型の授業は、もはや意味がないことは広く言われています。
だから学習スタイルも時代と共に変わるべきなのに、学校の教員や保護者世代がなかなか意識を変えられない、という難しさはどの学校でもあることだと思います。
もちろん学習する・勉強するということ自体は良いことですが、「何のために勉強しているんだろう?」と感じさせてしまったり、勉強がまるで修行・試練になるような教育ではなく、「現実の社会」と「いま学校で学んだこと」をリンクさせられる授業を、本校の教育では大事にしていきたいと思っています。
本校で学んだ生徒たちが色んな方面にいって、自分の人生を豊かにしつつ、自分の周りが少しでも良くなっていくように、いつか誰かのヒーロー・ヒロインになれるように、そういう志を持って生きていってもらいたい、と日頃から伝え続けています。
このコロナ禍がいずれ収束するだろうけれども、
「誰が何をして収束させたかをよく見ていなさい。
いつかこの先の未来で、未曽有の災害や危機が訪れたとき、今度は君たちの番だ」、と伝えています。
大宮国際中インタビューのまとめ
後半のインタビューからも、誰よりも校長先生自身が、大宮国際中という環境そして在校生への期待や愛情を持っていらっしゃること、お分かりいただけたのではないでしょうか。
インタビュー中に、
「いま大宮国際中で独自に取り組んでいる仕組みは、大宮国際中の27名の先生全員が、同じ目標へ向かって一丸となっているからこそ出来る事」というお話が何度か出たのですが、
確かにこの学校の取り組みは、簡単に真似できるものではないですし、それと同時に、万人受けする学校でもないように思います。
授業も、制度も、何もかもが、私たち保護者世代が受けてきた教育制度とは異なるので、疑問を感じたり不安に思ったりするご家庭がいらっしゃることも、理解できます。
実際わたしも訪問するまでは、
「真新しいことに色々取り組んでいて、大学合格実績は大丈夫なんだろうか」
「オールイングリッシュといっても、結局、一部の帰国生頼みで、小学生レベルの英語だけで入学したら付いていけないのではないだろうか」
と、正直に言うと、思っていました。
でも、見学させて頂き、校長先生のお話を伺ううちに、
「中学受験(受検)して合格したからには、良い環境で六年間しっかり勉強して、少しでも良い大学へ進むのが当たり前」という、従来型の教育の固定観念が自分の中にあったこと、
その「ものさし」でしか学校を捉えていなかったことに気付かされました。
もちろん、こういった考えが間違いだとも不正解だとも思いません。
受験(受検)すること、そしてその後の中学・高校生活について親が学校に期待している様々な価値観は、
「この子の将来のために」、というスタート(志望校探し)から始まり、
願うゴールが「この子の幸せ」、という点では、みなさん思いは同じはずだからです。
そして、この気持ちは、大宮国際中の先生方も同じだと感じました。
どの教室でも(結局、8~9クラスの教室に突撃訪問したので、1期生・2期生、ほぼ全クラス見たのではと思うのですが)、先生方が「今こんな授業をしています」「この取り組みで、こういう視野を身につけてもらいたいんです」「こんなプリントを作っています!」と、半ばグイグイ来るくらいの勢いで教えてくださって、本当に誇りを持って授業をなさっていることが分かりましたし、
生徒のみなさんも、普通は部外者がいきなり教室に入って来て後ろから覗いたり急に質問したりしたら戸惑いそうなものですが、この学校の子達は目をキラキラさせてプリントや資料を見せてくれて、「学校って、こうあるべきなんだ」という大宮国際中としての在り方を見せてもらったように思います。
もう既に1万字を超えてしまいましたが、ここまで読んでいらっしゃる方はきっと、大宮国際中を本気で目指そうとしているご家庭だと思うので、最後にあと一つだけお伝えさせてください。
この記事や、学校説明会などの情報から、「本当にそんな授業で大丈夫なの?」「付いていけているの?」と、不安を感じた点も、当然あるかと思います。(そして入学後も、不安に感じることがきっとあると思います)
国際バカロレアのプログラム導入という、日本ではまだあまり例のない険しい道を進み、かつ、「真の学力」を身につけようとする大宮国際中は、従来通りの学校教育制度をイメージしながら見てしまうと、どうしても分かりづらいところがあるのは事実です。
ですが、
先生方がぶれない心で一丸となって生徒を支えていること、
自分の置かれた環境を良くしようと進んで行動できる仲間に出会えること、
国際社会に出てから武器になるプレゼン力や協働する力が身につくこと、
何よりも、
自分の将来を大切にでき、そして周囲へ良い循環を広げようとする姿勢が身につくこと、
書ききれないほどの魅力が、たくさん詰まっている学校です。
この記事を読んで、ご自身のお子さんが活き活きと通う姿がイメージできたり、「大学受験のための六年間にしない・部活ざんまいの六年間にさせない」という方針に共感できるご家庭にとっては、素晴らしい環境であると私は信じています。
ぜひ、最後まであきらめず、親子揃って笑顔で締めくくれる受検になることを、願っています。