体験記

<2023年>【都立白鷗】受検体験記

こんにちは!公立中高一貫校合格アドバイザーのケイティです。

ケイティ
ケイティ
今回は、都立白鷗を受けた方の【受検体験記】をご紹介します♬
<受検体験記>とは…

実際に受検したご家庭の取り組みを、「受検体験記」という形でご紹介いたします。

この体験記は、「親子がどのように受検に向かっていったか」という事実のリポートです。

ケイティサロンで関わったママさん・パパさん方から、親子の頑張りの軌跡を残す目的で、情報をお預かりし今回記事として紹介させて頂くことになりました。

どんな結果であれ、子ども達はみんな同じように一生懸命頑張り、保護者の方は関わりやフォローに日々悩み、ときにぶつかり、親子で乗り越え、本番当日を迎えました。

この受検体験記は、次年度以降受ける方にとって、何かしらのヒントが必ずあると思っています。

ケイティ
ケイティ
サロンを支えてくれている中心メンバーさんです。温かく寄り添い併走するママさんと、サポートのフットワークがとんでもなく軽く行動力の鬼であるパパさん、そして日々淡々と物凄い量をこなす受検生本人…、という、凄いご家庭でした。ここまでできる方は少ないですが、サポートレベルMAXの例として絶対紹介したいと思っていました。
<保護者>が学ぶ適性検査サロンはコチラ【入会無料キャンペーン中!】

お子さんの性格はどんなタイプですか?人柄や個性が分かるようなエピソードがあればあわせて教えてください。

とにかく好奇心旺盛で何でもやってみるタイプです。
「少年の主張」などの校外イベントにもほとんど参加していました。
科目は算数が大好きで算数は自分でコツコツ進めていました。
一方、負けず嫌いというよりも、失敗のダメージがとても大きく、間違いを認めなかったり、反省や振り返りをしないところがあり、受検にあたり親の悩みのタネでした。

塾に通っていましたか?

通塾はしていませんでした。

日々の学習は、どのように声掛けしていましたか?

事前に1週間のスケジュールを作成していたので、「そろそろじゃない?」程度の声掛けでした。
とは言え、時間どおりに始まらないことも多かったので「勉強は良いの?」とハッパをかけてました。

受検生ご本人が本気モードに入ったのはいつ頃でしたか?キッカケはありますか?

特に切り替わりが無かった気がします。
いつも淡々と机に向かっていた印象です。

ケイティ
ケイティ
確かにそうですね。直前期も6時前からスタートし、解き直しや過去問演習など淡々とやるべきことを進めていました。

勉強時間はどのくらいでしたか?(平日、休日、習い事のある平日などそれぞれ)

【春頃】
・平日 2~3時間
・休日 2~3時間(習い事有)、5~6時間(習い事無)

【夏頃(夏休み含む)】
・平日 2~3時間
・休日 3~4時間(習い事有)、6~7時間(習い事無)

【冬(直前期)】
・平日 3~4時間
・休日 8~9時間

ケイティ
ケイティ
「2時間くらいなら、モチベーションが高いときはできる!」という子が多いですが、それを春、夏とずーっと継続できるのは凄いことです。

睡眠時間はどのくらいでしたか?

8時間は確保するように心がけましたが、なかなか寝ようとせずヤキモキしました。

「もっとこうしたほうが良かった!」「早くこうすれば良かった!」と思ったことはありますか?

最終的には「これでだけやってダメなら仕方ない」と思えるまでやりきることができましたが、 「とりあえずやってみる」こと、「臨機応変に変えていく」ことが大事だと気付くのが早ければ良かったと思います。

ケイティ
ケイティ
「とりあえずやってみる」は、本番が迫って来るほど恐怖を感じると思います。かなり勇気がいりますよね…。適性型は何にしても効果が出るまでが長いので、今の方法を続けるべきか、変えるべきか、すごく難しかったのではないでしょうか。受検生活の最初から最後までご家庭でサポートしてきたからこそ、ちょっとした変化にも気付いて柔軟な対応ができたのだと思います。

受検組ではないお友達とはどのようなお付き合いをしていましたか?

特に受検のことは話さず、変わらず接していたようです。

勉強しなくなった時期やスランプはありましたか?その場合はどのように対応しましたか?

11~12月くらいに問題文の線引きが甘くなり、結果、日特の適Ⅱの成績が悪くなり、焦りました。
線引きのスキルはギリギリまで伸びるとサロンでアドバイスをいただいたおかげで、それを信じ崩れることなく積み重ねることができました。

同時期くらいに作文も迷走しました。
構成メモ作成に立ち返ったり、根気強く添削後の書き直しを続けました。
1月後半の超直前期になってググっと書けるようになった気がします。

ケイティ
ケイティ
冬頃に、適性検査Ⅰ(作文)の速度は上がったのですが中身の精査の優先順位が下がってしまって、苦しいときがありましたね。いろんなまとめ方を知っているだけに「なんとなくカッコいいまとめ」で締めくくれるようになりましたが、それがうまくはまらないと、方向性にズレが出ることもありました。そんなときはよく相談してくださっていたのですが、扱う文章が難しく、私もウーンと唸りながら読解していました(笑)

受検勉強期間で、保護者にとって一番のストレスは何でしたか?

・問題文や会話文の読み飛ばしが目立つ
・ケアレスミスがなかなか減らない
ですね。
「何で線を引かないの!」「これで合否が決まるんだよ!」などなど、一時期は本当にストレスでした。
「中学受験よりも高校受験を目指した方が良いと思う」と、今思えば酷いことも言ってました。。。
こちらが反省して謝ることも度々。
サロンで色々と相談させていただき、乗り超えることができました。

ケイティ
ケイティ
多少、キツイ言葉が飛び出すのも中学受験あるあるですが、その何百倍もアツいサポートをなさっていましたよ👏それに、学業に限らず、芸術やスポーツの世界でも、キツく言われて「悔しい~!」と思ってくれる子じゃないと伸びないです(^_-)

過去問(志望校とそれ以外)はどの程度取り組みましたか?

志望校:12年分×2周
都立中:6年分×2周
千葉県:7年分
横浜南:9年分
サイフロ:6年分
銀本 :3年分×2周

テレビやゲームなどの制約はありましたか?

Youtubeが好きでずっと見ているので、時間を決めて見せていました。

模試はどのくらい受けましたか?

首都圏模試:1回
公中検模試:2回
ena都立中合判:5回
ena学校別合判:2回 です。

結果はC判定1回、B判定1回、A判定8回でした。

苦手科目はどのように克服しましたか?

苦手は下記の理科実験と社会の記述でした。
間違える傾向は親の方でなんとなく掴んでいたので、めげずに繰り返すことで克服しました。

ケイティ
ケイティ
どういう問題で、どんなミスが起きやすいのか、どんな読み飛ばしが起こるのか、そしてどんな対策を考えているか、保護者の方が的確に分析なさっていました。

理科や社会はどのように勉強しましたか?

理科は実験系の記述が苦手でしたので、広島などの過去問からピックアップしたり、サロンで類題をお願いしたりして重点的に対策しました。

社会も問題文や会話文の見落としが頻発していたので、武蔵や小石川の適Ⅱを解いたり、サロンで類題をお願いしたりして重点的に対策しました。

結果、理科も社会も、本番では得点源になりました。

学校の先生とはどのように連携を取っていましたか?

1学期の通知表についてアドバイスを貰う機会をつくってもらいました。
また、コロナ対策で1月中旬からお休みすることも相談しました。

私立併願はしましたか?

2/1に安田学園(適性型)を受検しました。

次年度受検する方に向けて、最後に何かメッセージがあれば、お願いします♬

とても大変でしたが、親子ともに色々なものに向き合うことができましたし、親子でこんなに話をしたのも初めてでした。
どれだけやっても50%と言われるように、ずっと不安が続きますので、何が何でも合格、よりも、やるだけやった経験を将来のために、という考えの方が納得感のある受検生活になるような気がします。
また、信頼できるサロンに出会えたこと自体がラッキーでした!

ケイティ
ケイティ
いつも進捗を教えて頂いていたので、勝手にファミリーの一員になったつもりでアドバイスを考えていました(笑)受検が終わって寂しい気持ちでしたが、中学でも躍進する姿にこちらが励まされています。貴重な体験談、ありがとうございました🌸