【対策】適性検査

【適性検査】作文対策の最前線!得点源にするための必須ステップ

こんにちは!ケイティです。

考えるママねこ
考えるママねこ
そろそろ本格的に作文対策を始めた方がいいのかしら・・・
ケイティ
ケイティ
作文対策は、いくつかのステップに分けて行います。まずは今、どこの段階なのかを把握することが一番の近道になりますよ!
作文対策のステップ☆
  1. 内容以前に誤字・脱字が多すぎ・・・(泣)
  2. とりあえず形にはなっているけど、何が言いたいのか主張が行方不明
  3. 言いたいことはわかるけれど、同じ事を繰り返していたり、まとまりがない
  4. 読みやすく、主張もハッキリしているけれど、出題の意図がくみ取れず論点ズレが起きている
  5. 適性検査の型で書けており、主張もバッチリ
  6. 【???】
ケイティ
ケイティ
小6の5月の段階で、遅くとも③には進めておきたいところです。

そして小6秋までに⑤まで進めて、あとは月20から30本の作文を書いて書いて書きまくって本番へ、というのが今までの王道【合格】パターンでした。

 

しかし、どうやらその状況が変わってきているように思います。

新たなステップ⑥まで進めていないと、点に繋がらない学校が増えてきているのをひしひしと感じています。

ステップ1〜4で行うべき取り組みについて丁寧に解説したいところですが、

まずはゴール(ステップ⑥)を知った上で逆算して計画を立てて頂きたいので、今回は急遽「作文対策の最前線」をお伝えしたいと思います。

 

ちなみに、三田学院の「【都立中】見かけ変わらず、中身が激変した、最新の適性検査」という記事でもこんな分析がありました。

もし、この新傾向が続くならば、都立中に限定して言えば、今まで通りの都立中受検対策「通信教育教材」や、今まで通りの都立中受検対策「塾教材」は、かなりの部分が、より一層「的外れ、不要、非効率」となる。

(この学習塾の「スタッフ日記」は言葉尻はキツイですが、分析は非常に的確です。おススメです)

(作文に関してはこの記事もおススメです→「適性検査Ⅰ(作文)の本質を見誤るな」)

このように、「今まで通りの対策だと、今後は受からない子が出てくる」と、本気で危機感を肌で感じているのは、私だけではないと思います。

 

では、一体これからどのように対策していけばいいのでしょうか?

一つずつ解説していきますね!

従来の作文のゴール

まず、今までの作文の型としては、

従来のゴール

1〜2ページ程度の文章や資料を読んだ上で、意見を求められる。

【最初のまとめ】「私も筆者の意見に賛成(反対)です。なぜなら・・・」

【根拠・体験例】「〜〜〜〜という体験をして、〜〜〜と感じた(学んだ)」

【最後のまとめ】「(文中の要約を取り入れながら)私は〜〜〜だと思う」

上記3つのかたまりを15:60:25の割合で書けばok

という黄金ルートがありました。

基本的にこの型を守って、あとは文章の主題からズレなければ、100点を狙うことが可能でした。

仮に科目横断型(理科・社会・算数の複合型の方の検査)で100点を狙うのに必要な労力が100だとすると、

作文の方の検査で100点を狙うのに必要な労力は30です。

つまり、合格の最短ルートは、「理社算は平均取れればok+あとは作文に振り切って8割取る」、です。

全部で高得点とる必要は無いですし、要はトータルで合格最低ラインを越せば受かるので、もっとも勝率の高い戦法はこれしかないです。

(↑実はこれに気付いていない講師が多く、名の通った大規模塾ですら、作文講座や添削が薄っぺらいことがあります。教材は良くても勿体ないですよね。。。)

と、話が逸れましたが、要は、「作文は型さえ当てはめれば取れる」というのが従来の適性検査作文でした。

しかし、最近は「それだけでは取れない」出題が徐々に増えつつあります。

そしてこの傾向は、首都圏や全国の難関公立中高一貫校を皮切りに広がって行くと予想しています。

最新の作文対策

結論から言うと、多くの公立中高一貫校が募集要項で定める「リーダーシップ能力」や「問題解決能力」が、作文にも求められ始めています。

今までは複合型の検査で求められる力でした。たとえば

  • 環境問題について、「何ができるか」
  • 実験問題で、「どうすれば比較できるか」
  • ディベート形式で「どうやって発表・進行するか」
  • 算数パズル型問題で、「どうすればうまくいくか」

など(よく見かけますよね〜!)、こういった出題で審査をされていたのですが、この能力チェックが作文にまでジワジワ広がってきています。

ケイティ
ケイティ
型にはめて無難な作文で点を稼げる、というような出題では能力値(質)の高さを測れない(=無意味)ということです。

 

出題のパターンとしては、大きく分けて2つ、予想しています。

出題予想パターン①「意見プラス行動」型

従来通り「意見」を述べさせ、さらに「今後どうすべきか」という「行動」まで書かせる、というものです。

たとえば「中学入学後にその『意見』をどう活かすか」、「今後は、自分は何に気をつけていくべきか」といった、

『活かす』『注意する』ことまで持論を求められるパターンです。

出題予想パターン②「意見プラス解決策」型

まず同じように意見を書き、「賛成・反対」だけでなく、そこから先の解決策まで書かせる、というものです。

たとえば「自分には(日本人には)(人類には)何ができるか」といった解決策まで求められるパターンです。(社会系の適性検査問題によくありますね、これの作文バージョンです)

どうやって対策すればいいのか・・・

このようなパターンで出題された場合、今までとは違った能力が求められるようになります。

新たに求められる能力
  1. 素早く主題を把握する力
  2. 主題に沿って意見を作る力
  3. 主題に沿った体験例(根拠)を見つける力
  4. 誤字脱字、語彙ミス、原稿用紙のルールミスをしない力
  5. 求められる字数を書ききる力

(↑ここまでは従来通り)

主題に沿う形で持論を展開し、それを言葉で説明する力

つまり、今後の適性検査作文は、「作文」という名前はついていますが中身は「小論文」レベルが求められる、ということです。

ただ文章の主題に沿って意見や体験例を書くだけでなく、そこから一段上がった持論=価値観=自分の意見の軸、を持っていないと対応が厳しくなってくるでしょう。

ケイティ
ケイティ
それをあの短い制限時間で練り上げるとなると、相当な力が必要です。

こればっかりはいきなり出来上がるものではないので、普段から考える習慣を持たせるとともに、追加の訓練も必要となってきます。(なんせ残り日数が限られるので・・・)

ケイティ
ケイティ
ここから先は、合格するためにチーム桜メンバーと取り組んでいく内容の一部をご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてください。

対策スケジュール

  • 5・6月→「主題」(=自分の立ち位置)の決め方トレーニング
  • 7・8月→様々な要約文章を読んで読み取り能力を上げつつ、「持論」をアップデートする
  • 9月以降→出題傾向の高い内容順に、志望校の字数に合わせてどんどん書いていく

ここで気をつけるポイントがいくつかあります。

大人は意外と見落としてしまうのですが、小学生にとっては「主張する」事自体が、まだうまく出来ません。

下手という意味ではなく、「どう主張をすればいいのかわからない」のです。

だから、原稿用紙の最初と最後で全く同じような意見を繰り返してしまったり、文章の主題からずれたりしてしまうんですよね。

大人からすれば「いやいや、聞かれてるのそこじゃないでしょ!」と思うような事でも、小学生からしたら「???」な事もたくさんあります。

まずは主張の決め方・方法について少なくとも2ヶ月は取りたいところです。

(これが出来ていないのに「400字かけ〜!」とやってしまうと、本当に「急がば回れ」になります。気をつけてください)

また、「持論」を鍛える方法ですが、一番手っ取り早いのは2つです。

一つ目は、「経験すること」。二つ目は、「読書してインプットすること」。

「経験」はわかりやすく説明すると、例えばですが、親になったことで見える世界が全然変わった経験や、気づきが増えたと感じたこと、ないでしょうか?

いろんな経験によってそれまでは全く目にも入っていなかったことや、知らなかった世の中の仕組みが突然理解できる、ということってありますよね。

(だから色々な経験をさせてください、というのはそのためです)

とは言え、受検生はなかなか時間も限られてきますから、二つ目の「読書してインプット」で進めて行こうと思います。

読書といっても物語文ではなく、新書や古典ですが論語など、「人としてどうあるべきか」「世の中の仕組み」に関して書かれたような作品からピックアップして議論するような時間を取ることが有効です。

たとえば齋藤孝さんの「小学生のための論語」は私立中受験でも人気の作品ですが、こういった文章から要約し、「どう思う?」という訓練をしていく予定です。

今までは気付きもしなかった事について深く考えて、強制的に「視座を引き上げる」ような取り組みが、今後は必須になってくるでしょう。

まとめ

今回は、「適性検査作文において、『コツを知れば点が取れる時代』が終わりつつある」、という話をお伝えしました。

今まで通りの「無難な作文が書ける」というそれだけを目指して対策していると、思わぬ壁にぶつかるかも知れません。

公立中高一貫校対策専任になる前は、某W塾にて難関私立高校(主に慶應対策ですが)を受ける中3に小論文対策の授業を受け持っていたのですが、そのレベルまで授業内容を上げる必要があると考えています。

(慶應で思い出しましたが、小泉信三賞で都立桜修館の子が過去に入選しています。よかったら、ネットに作品が公開されているので見てみてください。あの内容が書ける子は、おそらく小学生の段階でも相当しっかり考えていた子だと思います。)

今回、某塾が開催した「そっくり模試」を見ると、「持論」を求めるタイプの出題をしていました。

また、都立大泉がこの春、「次世代教育・産官学民連携機構(CIE)」の発足に初期設立メンバーとして加わっています。

この団体はざっくり説明すると、「問題解決能力が高い子を育てようよ」という狙いがあります。

つまり、求められているのは「基礎力があり、かつ、解決策構築力があり(ここまでは検査で審査される内容)、(ここからは入学後)実行力のある子」なのです。

 

そう考えると、たしかに今までの作文は甘すぎました。

型にはめれば点が取れる作文は、対策する方もおいしかったのですが、採点する方も楽だったことでしょう。

(何百人もの作文を数日間で一気に採点するには、型と得点ルールを決めた方が効率が良いからです。つまり、対策はその型を意識して“的当てゲーム”をするだけで良かったのです。)

ですが、そんな表面的な作文では、受検生の本質は分からない。

いよいよ学校側が本腰入れて受検生の中身を見ようとしてきています。(2020年の大学入試改革と流れは同じです。)

公立中高一貫校制度が始まってそろそろ20年。受検生をサポートする立場である私たちも、大きな方向転換が必要になってくるでしょう。

 

ケイティ
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また具体的な話は公式ライン@でぼちぼちお伝えしていきますね!今回も堅苦しくなってすみませんでした。

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