今回の記事では、今日実施された都立中適性検査Ⅱを分析していきたいと思います!
では、詳しく見ていきましょう!
都立中の適性検査Ⅱとは…
適性検査Ⅱは、主に、算数・社会・理科の分野から出題されます。
両国・白鷗・大泉・富士・南多摩・立川 | 全て共同作成問題 |
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三鷹・桜修館 | 大問1(算数)だけ独自問題 |
武蔵・小石川 | 大問2(社会)だけ独自問題 |
このように、一部「独自作成(要はその学校のオリジナル問題)」を出す学校があります。
今回は、「共同作成問題」の大問1~3について見ていきたいと思います。
2021年都立中適性検査の全体像
まず最初にお伝えしたいのが…
共同作成制になってちょうど5年くらい経ちますが、今までで一番苦戦したかも知れません。
受けてきた子達の感想を聞いても、これまでの模試でトップクラスの子達でも「埋めたけど、自信無し…」という声が多く、「緊張しちゃったかな…?」と思っていたのですが、
解いて納得。めちゃくちゃ難しいです。
適性検査Ⅱについては、3⃣から解く派と1⃣から解く派に大体分かれるのですが、今年はどっちを選んでもキツイです。
いつもなら2⃣はまぁ割合計算出なきゃ何となかる⇒1⃣か3⃣でどこまで取れるか、という戦略でいいのですが、
今年は、1⃣も3⃣もかなりハードで、まさに「後門の虎、前門の狼」状態だったかと思われます。
しかし、頼みの得点源である大問2⃣も、いつもより小問が減って解答欄がびっくりするくらい大きかったらしく、そのあたりも精神的に焦った子も多いのではないでしょうか。
難易度も高く、そして時間もかなりキツかったであろう今年の問題。詳しく見ていきましょう。
都立中適性検査Ⅱ大問1<数的処理>
大問1は、九九の表を使って、自分で規則を見つけて説明していく、というような問題が出ました。
小問は2つあり、
- 数列の表から規則を見つけ、説明する
- 約数・倍数の規則をスピーディーに整理し、立体の展開図に書き下ろす
このような2つの力が試されました。
いつもなら小問は3つで、例年、小問1つ目は「落ち着いて取り組めばまぁ間違えることは無いでしょう」というような難易度なのですが、
今年は小問2つのみ、しかも1問目から「何のこっちゃ?」かと思います。
小問が少ない分、重たい問題だけ残され、今年は「お宝サービス問題」が一切排除されたな、という印象です。
問1「規則の説明」
規則性といえば適性検査でもよく出ますが、(等差数列とかそういうヤツです)
今回はちょっとタイプが異なります。
九九の表からタテ2個✖横3個、計6個の数字を選び、その和が135になるものを見つける、そして135になる訳を説明する、という主旨なのですが、
おそらく、135になる組み合わせは何とか見つけられた子もいると思います。
たとえば、
16 | 20 | 24 |
20 | 25 | 30 |
という組み合わせ(4の段と5の段の×4~×6)や、
14 | 21 | 28 |
16 | 24 | 32 |
という組み合わせ(7の段と8の段の×2~×4)が見つかるはずです。
この組み合わせまでは、何とか自力で見つけて、とにかく数字だけでも解答欄に書きたいところです。(が、焦っているとなかなか見つからないんですよね泣)
先に規則を言うと、
九九の段の和×掛け算する数字の和=135になっています。
たとえば2つ目の例なら、九九の段は7と8なので足して15、掛け算は×2、×3、×4なので、足して9
そしてその積が135、となるのですが…
個人的には、このやり方よりも、平均を考える方が小6にとっては理解しやすい気がします。
たとえば今回1つ目の例なら、上下で足すと、
16+20=36、20+25=45、24+30=54、になっていますよね。
この3つを足すと135になる訳ですが、135は、真ん中の和(45)×3になっていて、さらに、36と54のちょうど中間地点が45になっています。
なので、和が45になるような上下の組み合わせを探すと、表の中に3つしか無いんですよね。その中の1つは、端っこで「中」に来れない場所にあるので除外すると、私がさきほど挙げた2つの例が自然と見つかるかと思います。
ここまでたどり着くには、まず足したり引いたり掛けたり色々してみて、何とか決まりを見つけようとする「手を動かす力」が必要になってきます。
しかも時間がかなり厳しい中での「手探り状態」になる訳ですから、精神面の強さも求められる問題だったかと思います。
問2「状況整理と展開図」
問2は、まさに問題が「何言ってるか分からない」状態だったのではないでしょうか。
簡単に噛みくだいて言うと、積み木みたいな形のカレンダーって、ありますよね。こういうやつです⇓
こんな感じで、コロコロ転がせる立方体の側面に数字が書いてあって、それを4つ繋げて並べて、正面を向いている数字を掛け合わせようとしています。
たとえば、サイコロ①が2、サイコロ②が3、サイコロ③が4、サイコロ④が5を正面に向けているなら、2×3×4×5をする訳です。
問題としては、九九の1の段(1×1)から9の段(9×9)まで、4つの数字のかけ算で表したい、と言っています。
さらには縛りが1つあり、「1~7まで」の数字しか使えない、と言っています。
となると、8とか9とかを使えないので、困るのは9×9のような大きいかけ算は困ります(1~7しかないので)
たとえば、9×9=81を4つの積で表そうとした場合、9が使えないので、3×3×3×3で表すしかありません。よって、全サイコロに1面ずつ、3は確定しました。
さらには、1×1=1を表すとき、4つのサイコロを使うので、1×1×1×1も無ければいけません(4個全部使わないといけないので)
ここまでで、全4つ①~④のサイコロの面の半分が決まります。
①1、3、?、?
②1、3、?、?
③1、3、?、?
④1、3、?、?
あとは、
✔25を表すには「5」が2個必要ということや、
✔49を表すには「7」が2個必要、
✔64を表すには「4」が少なくとも2個必要(4×4×4×1か、4×4×2×2)
✔2を表すには絶対「2」が無きゃだめ(1×1×1×2)
このように考えていくと、サイコロは絞られてくるはずです。
全パターン①②③④を決めないといけない訳ではないので、サイコロ①~④のうち1つだけでOKですから、キッチリ全部決めようとせず、エイ!っと1個を決めて、それでサッサと答えを作る要領の良さも必要です。(追記!2月8日:解答欄が公開されたので見てみると、4つとも決めないといけなかったようです。これは時間的に厳しい~~!)
ここまででも結構時間を使ってしまいますが、更に4パターンの展開図に開いて向きも考えて書かないといけないとなると、、、うーん、、大問1、ゼロの子が続出したのではないでしょうか…💦
展開図については、銀本慣れした子ならそこまで難易度が高い訳ではありません。
4パターンに開かれた展開図にただ側面の数字を向きを考えながら入れるだけではありますが、まずその数字が決まらないことには展開図に書けないので、一筋縄ではいかない問題でした。
また、展開図に慣れていたとしても、本番は焦って頭が空回りしてしまい、いつもなら出来る展開図も「あれ?!どことどこがくっ付くんだっけ❔」と急に焦った子もいるかも知れませんね。
どんな事があっても落ち着いて解けるように、基本問題もおろそかにせず、何度も銀本や過去問でコツコツ努力しておきましょう。
都立中適性検査Ⅱ大問2<資料の整理と条件>
大問2は、社会問題が出題されています。これは例年通りですが、小問が1つ減りました。
また、例年なら〇倍や△%など、計算を入れつつの社会資料記述がある年がほとんどですが、今年はそういった計算は抜きで、その代わり「たくさん書かないといけない」という傾向でした。
テーマとしては「林業」です。間伐材については、これまでもよ~く出題されています。
「間伐材」そのものは昨年2020年には群馬共通、「林業」をテーマにしたのは大宮国際、長崎共通、私立適性検査であれば2019年に佼成女子でも国産木材の用途について考えさせるような問題が出ています。
こういったところでも、銀本をどれだけローラーしてきたか、試されていると思います。
都立共同作成大問2-問1<ピラミッドと条件把握>
問1で注目したいのは、問題の条件をどこまで正確に読み取れたかです。
図1は、森林のサイクルのイラストがあり、植えてから3回ほど一部伐採し、50~100年かけてやっと木材として「主伐」できる、という、要は「林業は50年とか100年くらい、めちゃくちゃ時間かかるよ」という絵です。
図2は、林齢別面積の構成、というグラフで、2つ読み取れることがあります。
- 「40年くらい前は10歳くらいの若い木が多かったけど、いまは50歳くらいの木が多い」(そりゃそうだ!10歳+40年で50歳だから)という内容
- 人工林全体の面積は、少し増えたけれど、最近ちょっと減った(日本全体の面積が限られているし、都市化もあり、新たに林を増やすことは現実的ではない)
このような情報が読み取れます。
1つのグラフから複数情報が読み取れることはよくあるので、見た目に惑わされず、細かいところまできちんと情報を探したいところです。
林齢別グラフは、「あ、これ人口ピラミッドと似てるな」と気付けば、かなり正解に近い解答になったはずです。
人口ピラミッドは、首都圏の直近だと川崎附属でも出ています。同じような形のグラフで、川崎の問題は「40年後の人口ピラミッドがどうなるか」なので、要は「人か木か?」の違いだけですね!
こういったグラフ応用問題からも、たくさん過去問を解いて人口ピラミッドやその他ちょっと変わったグラフに慣れておくことが、必要だと分かります。
さて、話は戻りますが、問題の条件についてです。
- 20年後、40年後どうなるかの話を書くこと
- どのような課題?と聞かれているから、「~という課題がある」というような文末を使うこと
- 「使い続けていく上で」と言っているので、いま適齢期の木を伐採して終わりではなく、また「植える・育てる」という内容が必要
- 会話文を参考に、と言っているので、「面積が減少している」「林を増やせない⇒だから今の林を伐採してまたそこに植えないと」という話が必要
- 図1の林齢と成長に着目し、と言っているので、「いまは主伐の時期」であること、その後、「植えてもまた主伐できるまで50年100年かかること」、が必要
- 図2から予想される人工林の今後の変化にふれて、と言っているので、図2のピラミッドから、20年後40年後は、現在最も多い50歳くらいの木が伐採されてしまった後の話なので、主伐できる木がほとんど無い状態になっていること(要は木の少子化)を予想する内容が必要
このように、たった4行の問題文からも、「詰め込まないといけない条件」がどれだけ多いか、よく分かるかと思います。(条件=加点対象になるところので、取りこぼさないようにしたいところ)
非常に大きな解答欄が用意されていたとのことですが、それでも足りたかな💦とちょっと心配になるくらい、今回入れないといけない情報量が多いように思います。
特に私が今回紹介したいのは、「課題」という単語です。
「課題」という言葉は、「宿題」という意味で使うことありますよね(塾の課題がたくさん出た~、みたいな感じで)
そのため、「課題」=「問題」という意味でとらえている子が多いのですが、適性検査で出たときは、「乗り越えなきゃいけないもの」という意味で考えるようにしてください。
そのため、「課題」と聞かれて「このままだと伐採できる木が少なくなってしまう」という内容どまりだと、それは「問題」までしか説明できていません。
伐採できる木が少なくなる、という「問題」からどんな「課題」があるかを考え、「使用できる木材が極端に少なくなる」「次に主採できるまで長い期間がかかる」など、一段階引き上げた答えにしなければ、部分点のみになるはずです。
今回は、「課題」、というところまで説明できてやっと、「問題」と「課題」の意味の違いをとらえられていることになると個人的には感じます。
そう考えると、「課題」という単語の深さと怖さ、伝わったのではないでしょうか。(でもよく出ます、「どのような課題?」という形式)
都立共同作成大問2ー小問2<複数資料>
問題2は、割と簡単かと思います。
まずは条件を見ていきましょう。
条件としてはこんな感じ。
- 2つの図を選ぶこと
- それぞれがどの立場か明言すること
- その二つがどう関係して「間伐材の利用促進」につながるのか
- 説明しなさい、なので、「~利用促進につながる(と考える)。」というような文末で終わること
問1よりかはまだ少ないですね!取りこぼさないようにしたいところです。
ただ、「促進」という言葉はちょっと子供達にはきつかったかもしれません。小学生はあんまり使わないですよね。適性検査ではぽろっとこういう小学生には馴染みのない単語が出てくるので、日頃からニュースや読書、親子間の会話で高学年らしい語彙力を身に着けておきたいところです。
図は3つありますが、どれを使おうかな~と悩む時間はもったいないので、「立場」が分かりやすいもの、それから「関連」させやすいものを短時間で選ばなければいけません。ここが山場かも知れませんね。
立場、と言っているので、要は「どんな狙いで誰に見てもらうためにその商品を作ったか」「誰のためにその機械を使うようになったか」というような発想で考えると、分かりやすいかと思います。
図4のような間伐材マークは「間伐はみどりを育てる深呼吸」というキャッチコピーが入っていたり、小学生に間伐体験をさせている絵なので、「将来に向けて、今のうちに子ども達に間ばつや林業について考えるきっかけを作りたいという立場」などが考えられます。
ただこの図4と、図5の大型マシーンの間伐作業は「関連させる」説明が難しいですよね。
なので、選んだペアによっては途中で手が止まってしまった子もいると考えられるので、作文と同じように、「まず方向性を決めてから書く!」ということが大事かと思います。
都立中適性検査Ⅱ大問3<磁力>
ようやく大問3です。例年通り理科が出題されました。
やはり、苦手な子の多いエネルギー系・物理系は一番狙われているところかと思います。
思わず見た瞬間「げッ!!磁石系?!」と心拍数跳ね上がった子が多いのではないでしょうか。
ですが、都立中の場合は暗記していないと対応できない問題は出ませんから、落ち着いて、与えられた資料の中から答えを探すようにしましょう。焦ってるのはみんな一緒です。
そして、理科は会話文をとにかくよく読まないと「何の実験やってるんだかさっぱり」状態になりますから、実験の流れを、その場に参加しているように丁寧に読んでいくのも大事ですね!
都立中共同作成大問3-問1<情報整理>
問1は、ややこしい事をやっていますが、要は、同じ極だと退け合うから反発して鉛筆が浮くよ、というただそれだけのことです。
磁石には両面(SとN)があるので、外側が何の極で、内側が何の極なのか書き込んで、その真下に同じ極がくるように、たとえばNの下にはNが来るように置けば、OKです。
難しく考えすぎないようにしましょう。
図7が少しややこしいですが。「鉄板」という右下の文字と磁石の間の不自然な余白に注目すると、「あ、鉛筆は同じ場所なのに、下に置いた磁石の位置がアとイで微妙に違うぞ」と気付いたはずです。
その辺りもヒントにして、磁石の位置をずらしつつ、真上の筒の磁石と同じ極を上に向けて設置すれば、答えにたどり着きます。
(2)は、「浮かせることができる理由」を書くので、「反発する力がはたらく」などの言葉を入れたいところです。また、「あ」の筒との違いにふれないといけない(条件!)ので、『筒の反対側は「あ」と同じだが、鉛筆側は「あ」と逆なので…』というような違いについても漏れなく書くようにしましょう。
都立共同作成大問3-問2<情報整理と記述>
問2も情報整理の問題と言えます。
まず、よーく読まないと問題の意味からよく分からないかと思います。
簡単にいうと、マグネットシートってありますよね、よく水道屋さんがポストに入れてくるアレです。冷蔵庫に貼っているご家庭はぜひ実際に見てみてください。
あの裏面をよく見てみると、確かにスジが入っています。
ちょっと写真では分からないかも知れませんが、タテに無数のスジが入っています。
要はこのスジを、タテ向きに貼るか、ヨコ向きに貼るかで磁力のパワーの違いがあるかな?と実験しているだけです。
そして表1では、シート1枚だけで大きさを変えて実験し、表2では、シート2枚用意して、スジの向きを揃えてくっ付けたり、スジをタテヨコ逆にして十字になるように貼ってみたりして、くっつきパワーがどうなるかを試しています。
ただそれだけのことなのですが、「地面に平行」とか「地面に垂直」とかややこしい言葉で言っているので、時間が無い中では焦って何の実験か全然分からなかった、という子もいるかも知れません。
まず、問2(1)では、マグネットシート1㎝サイズを黒板に貼り付け、重り10gを1個ぶら下げたら剥がれた(弱っ!)という実験をして、
じゃあ重り2gだったら、少しくらいなら付くと思うんだけど何個付けられると思う?と聞いています。
こうやって噛み砕いて言われると「あー、そういう事聞いてたのね」と分かると思うのですが、適性検査上はとにかくややこしい言葉と資料のオンパレードなので、自分でどこまで噛み砕けたか、それによって感じる難易度が変わったかも知れません。
3センチ以下は面積とパワーは比例する、と言っているので、
1㎝なら面積は1、2㎝なら面積は4、3㎝なら面積は9ですから、パワーは1倍、4倍、9倍となるはずです。
3㎝のときは重りが5個(50g)の記録になっているので、5個はぶら下がったけど、6個は無理だった、つまり、パワーは50~60gのどこかだった、ということです。
9倍になるためには9の倍数で考えた方が都合がいいので、たとえば3㎝のパワーが54gだとしましょう。
すると、9分の4をして、2㎝サイズのときのパワーは24gになるはずです。ということは、10gの重り2.4個分なので、2個はいけるけど3個は無理、ということになり、表1通りの結果となっています。
あとは1㎝のときは、3㎝のパワー54gを9分の1にして、6gのパワーしかない、と予想すると、2gの重りは3個分、ということになります。(一応、今回は計算しやすいよう3㎝のパワーを54gで仮定しましたが、ギリギリの51gで仮定すると、1㎝のパワーは÷9して5.66…gとなり、2gの重りが3個では落ちてしまうので、2個、も正解です)
問2の(2)については、①磁石のスジをタテヨコ、バラバラに貼る、②磁石のスジをヨコとヨコに揃えて貼る、このどっちがパワーが強いか、と聞いています。
表2を見れば同じ実験をやってますので、これは見れば分かります。あとはその理由記述ですが、「磁石のすじの向きが異なると、あみ目上に反発しあう部分が出るので、はがれやすくなる。」というような内容と、あとはすじの向きを揃えたときの説明も付け加えれば、OKです。
ケイティサロンの理科実験のまとめLiveでもやりましたが、磁石の問題が出たら「引きつけ合う」「退け合う(反発する)」という単語がキーワードになってくるので、そのあたりもきちんと入れてアピールしたいところです。
N極やS極にふれて、と指示があるので、この2つのワードもちゃんと入れておきたいところですね!
2021年都立中適性検査Ⅱ分析まとめ
今回の問題は、時間をかけてゆっくり読めばわかるものも多いですが、とにかく条件が多く、かつ、ちょっとした言葉の捉え方の違いによっては全然読めていなかった、、という深い問題も多かったことから、10点台、20点台の子も続出するのではと思われます。
とはいえ、「楽しかった!」「1問15分で予定通り解けた!」という声もあり、二極化したかな~と感じます。
銀本の中でも「都立は解きやすい」と定評がありましたが(私の中で)、今後は考えを変えてこの難易度を想定した対策を伝えていかなければいけないな、と思いました。
では!長くなりましたが、この辺で~!